インプラント周囲炎は治療で治る?|北小金駅の歯医者【北小金デンタルクリニック】|土日も診療

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インプラント周囲炎とは?Peri-implantitis

北小金駅にある歯医者、北小金デンタルクリニックです。
インプラントをしたからといって、虫歯や歯周病の心配がないと思っていませんか? 確かに、インプラントの人工歯根や義歯は人工物なので虫歯にはなりませんが、歯周病についてはどうでしょうか?人工歯根や義歯と接している歯ぐきや顎の骨に問題はないのでしょうか?今回は、インプラントをしている人に多く見られるインプラント周囲炎について、その原因や治療方法をご紹介します。

インプラント周囲炎とは

インプラントを入れたことで虫歯の心配はなくなりますが、インプラント周囲炎になる方が多くいらっしゃいます。インプラント周囲炎は歯周病に似た病気で、歯周病が天然の歯とその周囲の組織に炎症を引き起こすのに対し、インプラント周囲炎はインプラントとその周囲の組織に炎症が発生するものです。

インプラント周囲炎の厄介な点は、その進行が非常に速いことです。歯周病の10~20倍の速度で悪化し、インプラントが天然の歯に比べて栄養血管が少ないため、炎症に対する抵抗力が弱いからです。さらに、進行しても自覚症状がほとんどないため注意が必要です。歯周病の場合、進行すると歯がぐらつく、歯茎が腫れる、出血する、痛みが出るといった症状が現れ、本人が異変に気づきます。

一方、インプラント周囲炎は進行しても自覚症状が出にくく、普通に食事ができることが多いのです。歯茎の腫れや痛みといった症状に気づいた時には、既にかなり重症化していることが少なくありません。 また、気づかずに放置すると、インプラント周囲の骨が失われ、ある日突然インプラントが脱落してしまうこともあります。その時点で気づいた場合には、すでにかなり進行していることがほとんどです。

インプラント周囲炎:腫れの原因とは

インプラント周囲炎の主な原因は、インプラントに付着した歯垢(プラーク)やバイオフィルムと呼ばれる細菌のかたまりです。これらの細菌は、天然の歯だけでなくインプラントにも付着します。毎日の歯磨きが不十分であったり、定期的な歯科でのメンテナンスを怠ったりすると、細菌が増殖していきます。 その結果、インプラントを支える顎の骨にまで細菌が侵入し、感染を引き起こします。この状態を放置すると、病状は急速に進行してしまうため、進行を食い止めるには治療が必要です。

インプラント周囲炎の治療方法

細菌の除去・抗生物質による治療

インプラント周囲炎の治療は、まず細菌の除去から始まります。専用の器具や機械を使って、インプラント周囲に蓄積された歯垢を取り除きます。

また、インプラントと歯ぐきの間に薬剤を注入して洗浄したり、薬剤でうがいをして口内の細菌を洗い流すことも行います。

しかし、これだけでは改善が難しい場合が多く、抗生物質の注入や内服薬の併用が必要になることがあります。バイオフィルムを完全に破壊するためには、徹底的な細菌除去が不可欠です。

外科手術が必要になるケースもあります

長期間の薬物治療はできないため、根本的な細菌の除去には外科的手術が必要になることがあります。この手術では、麻酔を行った後に歯肉を剥がし、インプラントの人工歯根が見える状態で感染した歯周ポケットを除去します。

その後、薬剤や器具を使用して人工歯根の表面を清掃し、磨きます。通常、この操作が終わった後に傷口を閉じて終了となりますが、感染によって失われた歯ぐきや顎の骨を回復させるために再生療法が行われることもあります。

インプラントを一度とってしまうことも

インプラント周囲炎の進行状況によっては、一度インプラントを撤去する必要がある場合もあります。その後、骨が回復してから再度インプラントを埋め込むことが可能です。 インプラント周囲炎を予防するためには、日々の適切な口腔ケアと定期的な歯科でのメンテナンスが重要です。

インプラント周囲炎を放置すると

インプラント周囲炎が発生すると、原因となる細菌が増殖し続けます。放置しておくと、他の歯ぐきや骨にも炎症が広がり、広範囲の治療が必要になることがあります。 さらに、インプラント周囲炎が進行して義歯がぐらつき始めると、歯並び全体のバランスが崩れる可能性があります。噛み合わせが変わることで、特定の歯に過剰な負担がかかることもあります。 インプラント周囲炎は歯周病と同様に、細菌が歯ぐきの血管を通じて全身に巡ります。

また、細菌を唾液と一緒に飲み込むことで全身に広がることもあります。最近の研究では、インプラント周囲炎が動脈硬化や心臓病を引き起こす可能性があることが注目されています。

日々のケアでインプラント周囲炎の対策を

インプラント周囲炎を軽視すると、深刻な結果を招くことがあります。インプラント周囲炎は進行が非常に速く、一度発症すると完全に治療するのが難しいため、予防が重要です。日頃からの適切な歯磨きや歯間ブラシ、デンタルフロスを用いたケアが大切です。また、最低でも年に2回は歯科での定期検診を受け、早期発見を心がけましょう。

もし現在気になる症状がある場合は、北小金駅にある歯医者【北小金デンタルクリニック】までご相談ください。